くらし もっと自分らしく YLIY magazine by TRUST DESIGN

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叶えるわがままホーム デザインのモト

『理想』と『現実』を両立した
実現できる住まいを提案

『あなたの理想の暮らしを叶える』をモットーに、京都で住宅設計・デザイン・施工を行う会社、トラストデザイン。代表の坂口が発起人となり、定期的に更新するウェブマガジンで『イリーマガジン』から生まれた企画がこの『デザインのモト』。イリーマガジンでは、トラストデザイン代表取締役である坂口祐司と、京都出身の女優、タレントの安田美沙子が京都にゆかりあるゲストと共に『住まいと暮らし』に関するお話をする中で、特別で格別な住まいのプランをご紹介しているのはご存知の通り。こちらの企画は、イリーマガジンで得た住まいづくりのヒントを使って、たくさんの人に実現可能なプランを作っていこう! という思いで坂口より発案の企画です。今月も自信をもってお勧めできる素敵な住まいができました。

Design-no-Moto

前回、『リビングの新しい在り方』というテーマでLDKの使い方を掘り下げてご紹介した、デザインのモト。出オチ的なお話となりますが、今回のテーマもLDK。ただし、前回はパパ、ママそれぞれのプライベート空間をリビングにくっつけてしまおう! 的な表現だったのに対し、今回の大きなテーマは『団欒』。家族のコミュニケーションが自然と加速する、そんな素敵なリビングをご紹介します。もちろん、先月のイリーマガジンで寺田さんとお話しして生まれたお家をモトにしています。

お母さんを中心に据えた
LDKの間取り

先月、α-STATIONより寺田有美子さんをお迎えしてお送りしたイリーマガジン『聞く、見る、つながる。』のお話でメインテーマとなったのは、家族の視線や会話といったコミュニケーション。さまざまなお話の中でたどり着いたのは、やっぱり家族の中心は『お母さん』であるということでした。家族団欒、とはいうものの、向き合ったり、話をする時間がゆっくり取れない現代の生活において、何かをしながら、リビングにいて、ちょっとした視線の交換や何気ない会話のやり取りの中に家族のつながりを求めていこう。そんな住まいづくりのお話からヒントを得てアレンジを施した今回のプラン。京都ならではの細長い形のLDKの真ん中に、大胆にもキッチンを配置。左右にLDKの機能を割り振ることで、常にお母さんの仕事場であるキッチンから目を配ることができる、ありそうでなかったレイアウトとなりました。前回は『LDFK』と表現したプランでしたが、今回はキッチンが真ん中なので『LKD』とでも名付けてみましょう。勇気がいるかもしれませんが、ご安心ください。パースを見ていただければ、全然アリな理由がわかっていただけることでしょう。

ダイニングテーブルは
『円卓』を使ってみよう

皆さんのお家のダイニングテーブルはどんなテーブルでしょう? きっとほとんどの方が、長方形のテーブルをお使いのことでしょう。天板のデザインや椅子の使い心地にはこだわっても、そもそもの形は長方形が当たり前だと思っていませんか? 我々が推すのは『円』のテーブル。席順の感覚が長方形とはそもそも異なり、掛けたみんなが話しやすく、コミュニケーションが取りやすいのが魅力です。一度使えば、その良さがわかるはず。

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今回のパースには、キッチンにくっつけて食事をとるためのテーブルを配置し、それとは別にあえて円卓を配置しました。お父さんがコーヒーを飲んでゆっくりしている隣でお子さんが宿題をしたり、お母さんが調べ物をしたり。家族それぞれの目的は違っても、みんなが掛けて使うことができる、そんな場所をイメージしています。「場所をとりそう」と思われがちな円卓ですが、プランニングの段階で想定しておけばしっかりとスペースを作れるので本当にお勧めですよ。

Designer’s Voice

家族がぎゅっと
近づいて過ごせることに着目

円卓も食事テーブルも、キッチンに隣接した配置なのでお子さんが勉強していても、テレビを見ていてもいつも『お母さんのとなり』。家事に忙しい奥様には嬉しいレイアウトではないでしょうか。家族の顔が見えて、息遣いを感じることができるだけで、安心感はグッと高まりますよね。LDKの真ん中にキッチンがあるので、いつもお母さんを取り囲む形で家族が過ごすことができます。これだけで、家族のコミュニケーションは大きく増えそうな予感がしませんか?

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ソファースペースから円卓の間にキッチンを挟んでいるので、全てお母さんから丸見え。お子さんが今何をしているのか、例えば兄弟で喧嘩になりそうな時も喧嘩になる前に気づいてストップをかけることができそうです(笑)夕飯の際もキッチン直結のテーブルに配膳するので、料理から食事、洗い物までの導線もとてもスムーズ。全てをお母さん基準で考えたレイアウトだから、もちろん家事楽導線にもこだわりました。

Designer’s Voice

『キッチンをコックピットに据えた家づくり』を、一般的な京都の住宅に落とし込んだら、自然と生まれたセンターキッチンのリビング。本来ならキッチンは端っこにおいて、真逆の一番遠いところにソファとテレビ、真ん中にダイニング…という作りが一般的で、どこか『そうあるべき』的な考え方が当たり前化している気がしていたので、今回はあえてそこにメスを入れてみました。トラストデザインの家づくりは、お客さまのご希望やご要望、『理想の暮らし』をじっくりと伺いながら、柔軟な発想を持って、プラスワンのアドバイスもさせていただきます。叶えたい暮らしや、お家についてのわがまま、全てトラストデザインに教えてください。お客さまの想いに寄り添いながらも、プロの目線でもう一味プラスした素敵な暮らしをご提案させて頂きます。

『デザインのモト』募集中!

お家づくりのお悩みやご不満、諦めかけているご要望をお持ちではありませんか?あなたのご希望やワガママを、トラストデザインにお寄せください。頂戴したお悩み、ご要望を『モト』にして、ワガママの叶う素敵なお家をご提案します。トラストデザインのウェブサイトから、お気軽に『問い合わせ』をクリックしてください。